相続開始後認知された者の価額支払請求権

  • 2016.08.08 Monday
  • 15:58

相続開始後に認知された者の遺産分割に関する価額支払請求権(民法910条)について、最高裁判決(平成28年2月26日)が出たので、ご紹介いたします。

 

その判旨は、

 

^篁困硫然杙残蠅隆霆犹は、価額支払請求時

価額支払債務の履行遅滞は、履行請求を受けた時から

というものです。

 

,陵由として、請求時までの遺産の価額の変動を他の共同相続人が支払うべき金額に反映させるとともに、その時点で直ちに当該金額を算定し得るものとすることが、当事者間の衡平の観点から相当であるとしています。

また、△陵由として、価額支払債務は、期限の定めのない債務であって、履行の請求を受けた時に遅滞に陥ると解するのが相当であるとしています。

 

※民法910条

相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において、他の共同相続人が既にその分割その他の処分をしたときは、価額のみによる支払の請求権を有する。