押印に代えて花押が書かれた遺言書の効力

  • 2017.02.13 Monday
  • 13:52

押印に代えて花押が書かれた遺言書の効力に関する最高裁判決(平成28年6月3日)をご紹介します。

 

その判旨は、

我が国において、印章による押印に代えて花押を書くことによって文章を完成させるという慣行ないし法意識が存するものとは認め難い。

以上によれば、花押を書くことは、印章による押印と同視することはできず、民法968条1項の押印の要件を満たさない。

というものです。

 

※民法968条1項

 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。

 

※民法960条

 遺言は、この法律に定める方式に従わなければ、することができない。

 

※最判平成1年2月16日

 押印としては、遺言者が印章に代えて拇指その他の指頭に墨、朱肉等をつけて押捺すること(以下「指印」という。)をもって足りる。

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