死亡保険金請求権の破産財団への帰属

  • 2017.03.13 Monday
  • 17:26

破産手続開始前に破産者を死亡保険金受取人とする生命保険契約が締結され、破産手続開始後に被保険者が死亡した場合に、死亡保険金請求権が破産財団へ帰属するかどうかについて、最高裁判決(平成28年4月28日)がなされましたので、ご報告いたします。

 

その判旨は、

第三者のためにする生命保険契約の死亡保険金受取人は、当該契約の成立により、当該契約で定める期間内に被保険者が死亡することを停止条件とする死亡保険金請求権を取得すると解され(最判昭和40年2月2日)、この死亡保険金請求権は、被保険者の死亡前であっても、一定の財産的価値を有することは否定できない。

したがって、破産手続開始前に成立した第三者のためにする生命保険契約に基づき破産者である死亡保険金受取人が有する死亡保険金請求権は、破産法34条2項により破産財団に属する

というものです。

 

※破産法34条2項

 破産者が破産手続開始前に生じた原因に基づいて行うことがある将来の請求権は、破産財団に属する。

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